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一部マニアな方々、おまっとさんです④です。
タイトルどおり♂×♂なので苦手だったり将臣や知盛にNLとして心酔している乙女は回れ右。
今回は舐m…キスしてます(堂々発言)。これはRで指定すべき、か?
時代背景等は、まるっと無視状態です;素人なので間違った部分がありましたらごめんなさい。
…表現て、難しいよね。特にエロi…(自重)
展開的には将→知→将sideな流れです。
興味のある方だけ続きをどうぞ…
***** 将臣side *****
"舟遊び"と称して無事に怨霊の正体を暴き倒した俺たちは、法皇から宴の誘いを受けたが、
顔にこそ微笑みを浮かべてはいるが内心"面倒だ"と考えている知盛の口上で何とか逃れた。
なれば、と半強制的に船に乗せられた。…まぁこれくらいならいいか。
船上で心地よい潮風を受けていると、知盛の姿が無い。
(…まさか、アイツどっかで寝てるんじゃねーだろうな;)
ふと辺りを見回すと、船の後方へ消えた銀髪。
後を追って声を掛けようとした俺よりも早く、誰かが声を掛けた。
「知盛殿、久しいな。」
「…これは…上皇。妙な場所で、お会いするものですな。」
「私の知っている貴方は童。今や立派に平家一族を率いる者の一人よ。」
(素早く物陰に隠れたのはいいが…これじゃあ俺、盗み聞きじゃねーか;)
俺の焦りをよそに、二人の会話は進んでいく。
「元服後は、一度たりとも訪れては来なかったな。…嫌われたものよ。」
「上皇を嫌うなどと。…只、女子に興味を惹かれたまで。」
「…相変わらず、怜悧な美貌よの。」
スッと、知盛の頤に相手の手が触れ顔が近づいた。
が、唇が触れる直前で止まる。
「知盛、こんなとこに居たのか。」
何事も無かったように出て行く自分。
いつもと違うのは…自分から発せられる小さな雷のような気配。
「何か、邪魔したか?」
上皇と呼ばれた人物は残念そうな…しかし挑発するような視線を俺に投げかけながら、知盛の頬を片手で包み名残惜しそうに
「後で文でも届けよう。」
そういい残すと背後に消えていった。
***** 知盛side *****
「…何、許してんだよ。」
「クックッ…兄上こそ、立ち聞きとは?」
明らかに怒気を纏った将臣。
近くにいるであろうことは気配ですぐに察知できた。
故に上皇の振る舞いも放置していたのだが…将臣の気配が変わる瞬間、ゾクリとした。
相手に向けられる嫉妬心と、自分に向けられる独占欲。
なんと心地の良いことか。
「もう上皇とは関係ねえんじゃなかったのか?」
「…何だ、先ほどの状況で斬れとでもいうのか?…上皇を。」
不機嫌に言い放つ将臣を挑発する様に言う。
「そうじゃねぇよ!…っ…お前…誰、でも…いいのかよ…」
「…心外、だな。いつ俺が、誰にでも足を開いた。」
「じゃあ何でっ…俺を誘う!」
確かに、将臣は同性になぞ興味はないだろう。
しかし"毒"が侵食する、"俺"という毒が。
「…"興味"」
「興味?…たった、それだけかよ。」
は…と短い溜息を吐く。お前の遊びに付き合ってられるかという表情。
「俺は俗世に興味など持たん。唯一…"戦"は、自分を感じられる。」
歩み寄り、手にしていた扇を自分の口元へ当てる。
「その俺が、"戦"以外に興味を持ったのだ。"お前"と…"源氏の神子"、にな。」
すると将臣が不敵な笑みを浮かべた。
「…俺を煽った代償は、高くつくぜ?知盛。」
「クックックッ……愉しませて…くれるん、だろう?」
***** 将臣side *****
思ったより細い腰を抱き寄せ、後頭部を押さえて噛み付くように唇を合わせた。
すると知盛の舌が下唇を掠める。煽られて唇を食み、微かに開いた唇から舌を口内へ滑らせる。
「…っ…ふっ…ん…」
上顎に舌先を這わせると、くぐもった声が聞こえた。
そのまま舌を絡め取り、思う様に蹂躙する。
・・・どれくらい、夢中になっていたんだろうか。
ようやく唇を離すと、互いから銀糸が伝い落ちる。
「覚悟、しとけよ?」
「俺を…失望、させるな…将臣。」
誘うように笑み…次の瞬間にはフイッと船首のほうへ歩き出した知盛へ、そういえばと声を掛けた。
「お前の口からぜってぇ"愛してる"って言わせてやる!」
宣戦布告だ。
振り返りはしなかったが一度立ち止まり、そのまま視界から消えた。
絶対に言わせてやる、…言わせてみせる。
…さっきの指先の微かな震えと…心臓の音は…きっと嘘じゃない。
いやぁ、もうどきどきどきどきしながら読ませていただきました-!!
や、もうほんと、このシリーズ一冊にまとめると良いですよ-!!
私が買いますから…!!(何
そしてまだまだ続くんですよね?どきどき
陰ながら期待してお待ちしております★
いや…一歩なのか、この時点で進みすぎたのか;
いずれにせよ、将臣がヤる気出したんで…あとはその気になれば速攻っ…(自重)
いやいや、知盛的にはまだまだ足りないっぽいので(笑)
餌ちらつかせた後が長いな、きっと。知盛が焦らしすぎて将臣が襲ってしまうんじゃなかろうかとw
お楽しみ頂けましたら幸いですヽ(´▽`)/~♪
…え?冊子にするなど恐れ多いっ(焦)
プリントしてホッチキスでバチンとするくらいならばいつでも作ります(笑)
もう少しハラハラな展開とか織り交ぜたいんですが…って…
もう、少しは連載されるかと(^^;)
しかし本気R指定に突入してしまう場合は、passかけて格納ですかねぇ(R指定書くのか!?)